Boyaです!
普段の家族や地元の友人、会社での会話はどんな会話をしていますか?
個人的な経験則ですが、「普段何を話しているか?」と質問すると多い回答が愚痴が多いという印象です。
そして、愚痴や自虐ネタなどネガティブな会話が多い人はいつも忙しそうにしていて楽しそうに見えません。
また、会話の中で自虐ネタを多用し、笑いだけでなく本音のネガティブ思考が混ざっている人も良く見かけます。
この場合も楽しそうに見えません。
今回は日常会話がネガティブな人の傾向やそれをどのように変化させると良いのかを実体験をもとにご紹介したいと思います。
それでは行ってみましょう!
目次
日常会話でよくあるネガティブな会話
僕自身も何も考えもせずに過ごしてた10年前などはネガティブな会話をしたりされたりすることが多かったです。
家族や友達が仕事の愚痴をばかりを会話のトピックにしてたので、自分も自然とそういうトピックばかり会話するような生活習慣でした。
僕自身は学生アルバイトや新卒の頃から仕事の愚痴はあまり言わない方でしたが、愚痴や自虐ネタのトピックで会話が始まるとネタがないわけではないので話せてしまうのです。
例えば、僕の経験談ですが、前妻は毎日のように仕事の愚痴を何時間も話すぐらい愚痴を言っている記憶が多かった人です。
実家の母親も会うたびに仕事の愚痴を言っていることが多かったです。
前向きな話や楽しみにしている話、どんなお店や体験をしたい話などの印象はほぼ記憶にないぐらいです。
また、地元の友達も仕事の人間関係の愚痴や「恋人ができない」と嘆いている話などできないことを悔やんでいる話ばかりです。
しかし、ある友人は共通の趣味があり、お互いに没頭していた時期があるため、趣味に向かっている時は非常にポジティブで心躍るような会話をしていました。
この記事を読んでくださっている皆様も心当たりがあるのではないでしょうか。
ネガティブな会話ばかりしているとどうなる?
率直に言うと不幸になります。
その理由を説明します。
例えば、いつも話す話題が以下のように愚痴の場合、
・仕事の愚痴
・家庭の愚痴
・他人の振る舞いに対する愚痴
・自分に対する愚痴
これらは全て自分が選択した結果を否定していることになります。
生活するために嫌な仕事についていたとしても星の数ほどある仕事の中から選んでいるのは自分です。
家庭や友人もそうです。自分に何か落ち度があったとしても自分が選んだ結果なのです。
これらは他者責任にしていたとしても全て自己否定につながってくるのです。
そのため、他人にイライラしていても結果的に自分にイライラしていることにもなります。
自分を否定しているということはどんどんネガティブ思考に支配されることになります。
他者責任にして愚痴を行っている人は往々にして自己肯定感が低く、自分に自身がない人が多いのではないかと僕は考えます。
また、人を持ち上げるために謙遜して自虐ネタを披露する人がいます。一発芸的にやるのは効果がありますが、常用して他人を褒める際に必ずやる人をよく見かけます。
これはわかりやすく自己否定していることになるので、他人を褒めるだけで良いのに自己否定の感情を相手にぶつけているのです。
これはある意味、相手に対して失礼とも捉えられるため、常用や多用は絶対やめた方が良いと僕は思います。
しかし、自虐ネタが常態化している人は自己否定している自覚がなく、無意識にやっている人が多いなと感じます。
完璧主義的に自身を無意識に追い詰めることで自己成長をしようとしているのでしょうが、その方法で自己実現できている人はそんなに多くはないのではないかと思ってしまいます。
ではなぜネガティブなことを言ってしまうのでしょうか?
それはズバリ愚痴も自虐ネタも「肯定してもらいたい」という承認欲求から強いからだと僕は考えます。
言い換えると卑屈になっているからだとも言えるのではないでしょうか。
なぜ、承認欲求が強くなってしまうのでしょうか。
それは単純に褒められる機会が社会人になって圧倒的に激減するからです。
子供の頃は簡単なことでもできるようになる褒められやすい環境だったと思います。
(家庭環境によって一概に言えないですが。。。。)
年齢を重ねていくにつれて当たり前や常識のハードルが上がり、同じ会社の社員同士でも褒め合う機会がなくなってきました。
また、現代の風潮として、大人になると他人に興味がなくなるという傾向があるのではないかと僕は考えます。
謙遜(自虐)することも同様で「他者肯定を引き出したい」と「相手に指摘されるよりも先に自分からいってしまいたいという自己防衛」が故に無意識にやってしまうのだと思います。
マイナスな言葉を用いることで褒めて欲しいという意識が背後に存在しているのです。
他人から「そこまで酷くないよ」「大丈夫だよ」と自分を肯定してもらいたいという無意識があるのではないかと思います。
だから、自虐ネタを多用してしまうのだと思います。
しかし、前述でも書いた通り多用すると、他人はうんざりします。
ウンザリせず共感してたとしたら、それは同じ思考の癖を持つ人が引き寄せられていることになるため、自分も同じように自己否定の感情を押し付けられることになり、その方との会話はネガティブな会話ばかりになるでしょう。
どうすれば会話の内容をポジティブに変えれるのか?
ご自身を変えていくには以下のような4つの項目が必要であると僕は考えます。
- 能動的にネガティブな会話を意識して止める
- ネガティブ思考にさせられる人間関係から距離を置く
- 環境を変える
- 達成感のある成果を出して自己肯定感を高める
まずは、自分から愚痴や自虐ネタで会話することを意識的に変え、会話の内容を自分の興味のある物事や相手が興味のある物事、勉強していること、自分のなりたいことなどに話題にしていくことです。
反射的に(悪習が)出てきてしまう人はそれだけ癖になっているので、ネガティブなネタ使ってしまった場合必ず反省しましょう。
ご自身が頑張っていても外部から誘導されてしまうことは多々あります。
その場合は距離を置くようにした方が良いでしょう。ネガティブな話題ばかりを持ち出される友人が本当に自分にとって大切なのか、ただ単に自分が執着しているだけじゃないかを内省してみると良いです。
基本的な考え方として、自分がコントロールできることは自分の思考と振る舞いだけです。
他人の発言や行動をコントロールすることはできないことを十分に理解しましょう。
また、相手を変えることができるかもしれないと期待することもありますが、それは相手の課題に土足で吹き込むことなので期待するのはやめましょう。それはご自身のエゴであり、経験上非常に難しいです。
ポジティブな環境にするために環境を変化させることは大切です。
土地も含めて執着せずにご自身がポジティブに過ごしやすいように環境を変化させることができるとベストです。
しっかりと、地盤を固めた上で、達成感のある目標に向かって集中して取り組むことで達成しやすくなります。
失敗し続けたとしても諦めず投げ出さなければ失敗でありません。
継続し続けることで得られた成功は自己肯定感を一気に高めることができます。
そして、4つの項目を満たした時にポジティブな状態とネガティブな状態が自覚ができるようになります。
自分の感情とも向き合えるようになります。
実際に僕の体験談をご紹介いたします。
僕も前述の通り、愚痴や自虐ネタなどのネガティブな会話が多い生活環境でした。
これは前妻との離婚後もなかなか自分自身を変えられず、ネガティブな会話が多い人たちを引き寄せていました。
しかし、僕が大きく変わったのはリワークに通い始めた時でした。
僕の場合は、主体的にネガティブな会話をしないようにしようとした同時に、生活環境を変化しました。
長時間過ごす環境をネガティブな会話をルールとしてしてはいけない環境に身を置くことで、ネガティブトークが激減しました。
さらに僕は、リワークに通うことで、自然と家族や友人と会話することが減りました。
そのため、ネガティブトークをする機会が減りました。
自分がどんどん変化していく中で人間関係に変化が現れました。
さらに劇的に変化したのは現在の妻と出会い、再婚できたことです。
再婚は非常にハードルが高かったですが、海外挙式や帰国後パーティを実現させました。
この出来事は僕にとってどん底まで下がり切っていた自己肯定感を復活させるのに十分な出来事でした。
今の僕や僕の周囲の人々はほとんどネガティブな会話をしません。
たまにそのような話題が出てもネガティブになってしまうことに向き合い、どうすれば良いかを相談をしたり、されたりすることで、解決の方向性を見出す建設的な会話にしています。
まとめ
愚痴や自虐ネタはある意味自己防衛的な振る舞いだと僕は考えます。
非常にストレスフルな日常だからこそ、
「何も考えず愚痴を言って発散させたい。」
「相手から指摘される前に自分で潰しておいて心構えしたい。」
など、自分が壊れないための必死の抵抗なのかなと思います。
しかし、これが常態化すると、愚痴しか言わない人が集まってくるようになります。
傷の舐め合いが始まるようになります。
恐らく居心地は良いかもしれませんが、人格的な成長は止まります。
他人から信用・信頼されてたいのであれば人格的な成長は何歳になってもしていく必要があります。
「それは理想論だよね」と思うような理想的な人格を実践して目指していく必要があるのです。
最近下記著書を読んでいます。
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この本の中でも書かれている一文として、
「言葉が思考を作り、思考は行動の元になる」
ということを言っています。
まさに今回僕が言いたかったことが詰め込まれている本だなと思います。
僕はこの本に出会う前にこの本に書かれていたことを他の様々な書籍やネット上の情報を参考にして自身を見直してきました。
この本はそういう意味では僕が時間をかけて自分をどのように見直していかなければならないかをかなりまとめてくださっている本だと言えます。
本のタイトルに記載されている通りに1億円を稼げる人=成功者達の会話の共通点を洗い出した内容です。
ご興味をもたれた方は是非これを機会にご購入いただき読んでみてください。
身体は食物によって構成されていますが、思考は言葉によって構成されているのだと思います。
思考によって心の健全性が保たれます。
心が健康であるには使っている言葉が大きく影響することを理解し、そこを軸として住む環境や働く環境を選んでいくと自然と自分にとって最高の環境になっていくのではないかと僕は考えます。
僕はまだまだその実験段階にいます。
今、住んでいる家こそアパート暮らしですが、住んでいる地域は高級住宅街で非常に住み心地の良い場所です。
手探るながらも時間をかけて少しずつ環境を変えてきました。
継続し続けきた結果、10年前とは別人と思うぐらい変化しました。
この記事にたどり着いた方々は本当に運が良いし、既に意識の高い方々です。
あなたならできると僕は確信しています。
まずは自分が使う言葉から見直していきましょう!!
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