Boyaです!
実はダイエットと同時に10年前と今とで人生が激変するぐらい変化をもたらしたのは睡眠です。
これは推測ではありますが、実体験に基づいた結論を言うと
「睡眠障害によってうつ病が重症化し、睡眠改善によってうつ病から回復した」
と言い切れます。
ということは、今うつ病診断されてなくても睡眠に何かしらの支障が出ている人はうつ病になる、うつ病が重症化する可能性が高いと言えると僕は思います。
今回は10年前の状態と今の状態をご紹介しようと思います。
それで入ってみましょう!
10年前の睡眠状態はどうだったか?
10年前、まだ睡眠時無呼吸症候群が重症化してた頃は入眠障害が酷く、強い眠剤で無理矢理意識を落としてた状態でした。
朝は全く起きられず、無職の時期は午前中に起床することはできませんでした。
まだ職についてた頃は日中の眠気が本当に酷く、どんなに意識を集中しててもウトウトしてて、しょっちゅう意識が飛んでいることがあり上司に厳重注意されてました。
当時は完全に睡眠時が崩壊していて、メンタルも身体の健康もかなり酷い状態でした。
就寝から意識が落ちるまでの時間が本当に心地悪く恐怖でした。
「こんなにも眠りたいのに、意識を飛ばしたいのに意識が落ちない。」
当時は人生に対する絶望感が半端じゃなかったからよくこう考えてました。
「今日寝落ちしたらもう二度と意識を戻さず永眠したい。もう二度と起きたくない。これは自殺ではなく自然死がしたいんだ」
こんな絶望感を支配していました。
睡眠すらろくにできない自分に絶望してたことを今でも覚えています。
眠れないことは人間にとって致命的な問題であることは間違いないです。
睡眠の基本的な役割は以下の通りです。
・記憶の整理
・身体の修復や再生
睡眠が上手く取れないということは確実に身体が不健康になりかつ記憶力も低下します。
当時の僕は頭の回転が20代の頃に比べて低下し、ぼーっとしてました。
そして、その状態をこう考えてました。
「歳を取ったから記憶力が低下したんだ。老化だ。老化。」
今考えると間違えた認識ですね。
現代の脳科学では脳は歳を取らないと何かの記事に書かれているのを読んだことがあります。
80歳になっても脳神経は成長するとも言われている記事がありました。
歳を取ったから記憶力が低下するのではなく、脳を使わずにパターンに当てはめた生活をしてるから脳を動かさなくなり記憶力が低下しているのだと思います。
睡眠が上手く機能しないことで心身の健康が損なわれていた状態が続いていました。
その状況を打破できたのは
・睡眠時無呼吸症候群の治療
・楽器練習
・リワーク通所による生活リズムの徹底的改善
・さらなるダイエット
だったと思います。
僕の場合は、重度の睡眠時無呼吸症候群(AHI:95)だったため、窒息死してもおかしくないぐらい重度でした。1時間に500回以上も低呼吸・無呼吸を繰り返して寝ていました。
そのため、いくら生活習慣をリワークで見直されても改善されませんでした。
僕のように特有の睡眠障害を患っている方は徹底してその治療をやり続けることをお勧めします。
そして、僕は更に趣味の管楽器練習とリワークにより生活リズムの改善、運動によって更にダイエットを実現しました。
これらを達成していく中で自分の意識が高まっていき、更に健康志向が強くなりました。
現在の睡眠状態はどうか?
では、現在の状態はというと、
・無呼吸呼吸症候群のCPAP治療を卒業した
・極小量の入眠剤で快適に入眠
・中途覚醒無し
・朝5:30に目が覚め6:30には完全起床
・早ければ5:30からモーニングルーティン開始
・日中の眠気無し
・就寝は22:00には意識が落ちてる
まだ入眠剤は極小量服用してますが、自然入眠できそうな日は飲まずに快適に入眠してます。
起床後天気が晴れているときは朝日を浴びたりたり、毎日朝散歩をしてます。
雨が降っているときは室内で15分程度のストレッチをするようにしてます。
就寝前はなるべくスマホを見ない(これがなかなかできないのですが(^_^;))ことを意識してます。
また、就寝前2時間前までに風呂に入るようにしてます。就寝直前に風呂入った方が良いという説もありますが、僕は就寝2時間前に風呂に入ることを継続して睡眠改善してきたので継続してます。
コーヒー(カフェイン)も15:00以降は摂取しないように注意しています。
夕食も軽くすることで身体を眠らせやすいように注意していることも個人的には大きいと実感しています。
睡眠を改善して良かったことは?
- 健康的な身体へと作り替えられた
- 鈍かった思考が回りやすくなった
- 明らかに生活のパフォーマンスが向上した
- ネガティブ思考する回数が減った
- 睡眠の質を自分自身でモニターし改善できるようになった
睡眠の改善で身体の健康を取り戻していくことで、僕は間違いなくうつ病からの回復するキッカケを掴みました。
当然、うつ病はメンタルで傷ついたトラウマのようなものが存在するため、身体の健康だけでは改善されません。しかし、そのトラウマと向き合うにしても身体の健康によって物理的な問題から開放されてストレス耐性がついている必要があります。
うつ病を発症すると多くの人が睡眠障害を併発すると聞いたことがあります。
睡眠がうまくできなくなった人は間違いなく、その他身体の健康を損ない始めます。
結果的に生活習慣病になっていきます。
逆説的に考えると睡眠を改善していくことで、一つ一つの健康の課題を解決していく糸口にもなります。
僕は10年前の睡眠状態は無呼吸症候群の影響もあり最悪でした。(いつ突然死してもおかしくないと呼吸科の主治医に言われました)
しかし、現在はCPAP治療も無しに快眠しています。
そして、睡眠の質によって1日のパフォーマンスが大きく異なることもわかりました。
そのため、睡眠時間はかなり徹底して日々過ごしています。
夜遅くまで起きていると間違いなく翌日パフォーマンスが低下していることも実感します。
改めて思います。僕はスーパーマンでも天才でもありません。
ショートスリーパーでもなんでもありません。
何も特別なことがないからこそ、しっかりと身体の仕組みを理解して身体に合った生活を送らないとパフォーマンスを最大限に生かせないんだと実感しました。
根性論や精神論でなんでも片付けてはいけません。
身体は忠実に自身の行いを反映します。
無理したら無理した分だけしっかりと休養を取らないといけません。
組織もそうなのだと最近思います。
コミットすることは当たり前でそれを実現するための仕組みを用意していなければならない。
そこには個人の頑張りによるブレがないようにしなければならない。
(その仕組みができていないからこそ個人の頑張り依存になってしまうのですが)
時代はその先へ更にシフトしているように思います。
Googleなどのように心身の健康を企業が用意していくということです。
シナジーやイノベーションを起こそうとした時に普通のパフォーマンスは足りない、だからこそ最大限パフォーマンスを常日頃を出してもらうために企業側からそのような空間や時間、食事すらも提供しているのだと思います。
心身疲れ切った人間のパフォーマンスが高いとは思えません。
もし、その方のパフォーマンスが高いのだとしたら、心身を回復させたらより革新的なアイディアやパフォーマンスを発揮してくれるに違いありません。
そのような環境が用意できる組織であるかどうかが今後生き残っていく上でキーポイントになるのではないかと僕は考えます。
とはいえ、それだけの体制を作れる会社は極少数でしょう。
それではどうするか、個人で意識して改善していくしかりません。優先順位をつけてコントロールするしかないのです。
まずは、個人の意識として睡眠に着目して生活を改めて、健康を確保していくこと大切だと思います。
冒頭でお話した通り
「睡眠障害によってうつ病が重症化し、睡眠改善によってうつ病から回復した」
と考えております。
もし、うつ病を患っていなかったとしても、
・入眠できない
・眠りが浅い
・悪夢をよく見る
・日中眠い
・いびきが酷い
などがあったら、精神科か睡眠科、呼吸科などに睡眠相談することをお勧めします。
それを放置しているとうつ病でなくてもうつ病になってしまう可能性が高いことを改めてお伝えします。
皆様の睡眠ライフが快適なものになることをお祈り申し上げます。
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