Boyaです!
実は僕は障害者雇用で3年半働いていました。
その後、そのままの会社に正職員として再雇用し現在(2021/4/5)に至っています。
ちなみにその前は生活保護を6年ほど受けうつ病の長期療養をしていました。
生活保護の時の経験については下記記事でまとめていますので気になる方はご参考にしていただければと思います。
障害者雇用で働くことは楽だったかと言われると、結構しんどかったです。
生活保護の時に比べれば自己肯定感はありますが、やはり一般的な40代の働き方やお給料ではないため、劣等感を感じ続けてきました。
将来に対する不安感も持ち続けていましたし、再就職仕立ての頃から何度も一般雇用にすぐに転職したいと思いました。
この障害者雇用の期間中に再婚もしているため、将来に対する不安感は絶大なものでした。
うつ病になってから現在の状況に至るまでの経緯は下記記事でご紹介させていただいているので是非ご一読いただけると幸いです。
今回は障害者雇用期間中の心構えなどについてご紹介できればと思います。
こんな方におすすめ
- 障害者雇用で働くことを迷っている人
- 障害者雇用で現在働いているがモチベーションが上がらない人
それではいってみしょう!
うつ病などで社会離脱したら障害者雇用で働くべきか
結論から言うと必ずしも障害者雇用で働くべきとは言えません。
理由は個人によって事情が異なるため、障害者雇用で働く方が就労が安定しない可能性もあるからです。
では、どのような場合、障害者雇用で働いた方が良いかと言うと、、、、
- 職場に対して働く上で配慮を求めたい場合
これに尽きると思います。
例えば、
- 時短勤務をルールとして徹底してもらいたい
- 仕事を指示する時には具体的な説明を必ずつけて欲しい
- 仕事の切り出しは並列な指示は避けて欲しい
など、業務上の合理的な配慮が必要とご自身で感じる場合は障害者雇用でルールとして守ってもらうようにしてもらうことで働きやすくすることができるようになります。
逆にこれらを必要とせずバリバリ働きたいと思う人は一般雇用の方が都合通いと思いますし、モチベーションを損なう可能性は低下するでしょう。
但し、長期間リタイアしていた人がいきなり一般雇用で採用されるのはよほどのパフォーマンスをアピールしなければならないと思います。
障害者雇用で働く目的を明確にする
まず、障害者雇用で働く目的としては以下のことが大きな項目かなと個人的には思います
- 長期リタイアによる社会的信用の回復
- 発症の再発を防止するために合理的配慮を受ける
- ストレス耐性を徐々に上げていく
- 長期的かつ安定収入の定着
段階的に仕事内容や就労状態を一般雇用に寄せていき、キャリアアップしていく場合と、長期就労と安定的な収入を目的として障害者雇用を継続していく場合と色々あると思います。
ご自身のライフステージによって、そのアプローチは異なると思いますし、必ずこうしなければならないというルールはありません。
そのために、今ご自身がどのような状況にあって何を優先すべきなのかを明確にした上で取り組む必要があると思います。
僕は何度も再就職後も「すぐに転職したい」と考えてしまっていたのは障害者雇用のお給料の低さからくる不安で今自分が何を優先すべきなのかをしょっちゅう見失っていたことが大きな原因でした。
40歳を超えた中年男性が大学生の初任給よりも安い給料で働いていることが本当に不安でした。
しかし、もし、再就職一年も経たずに転職しようとしてたら転職できていたでしょうか?
恐らく非常に困難だったでしょう。。。
僕は冒頭でもご紹介した通り、再就職前は6年近く生活保護を受けてきており、長期間リタイアしていました。
この事実は非常に僕の就労安定性に対する社会的信用が失墜していることを意味しています。
そして、今改めて思い返してみてもわかることは、毎日定時で退勤できることは僕や妻にとって非常に大きいということでした。
僕はこの障害者雇用で働いていた期間に再婚を果たしました。
結婚式のためにお金を徹底して貯め、結婚式の準備に時間と労力を集中することができました。
結婚の準備に全面的に集中できたのは仕事でのストレスが最小限に抑えられていたおかげでした。
一つ一つの物事を丁寧に向き合って時間をかけて対応することが自分にとって本当に必要なことであることを実感しました。
結婚の準備などをしている時は恐らく発症した頃と同等または同等以上のストレスがかかっていました。
現在の妻ともいっぱいも喧嘩をしつつ、お互いに現実を直視しながら向き合ってきました。
それでも僕は落ち込むことはあっても再発することなく、うつ病で会社を休むことはこの4年間一度もありません。
再発・・・・ご自身の障害の症状が再度発症してしまうこと
この再発を絶対に避けて就労しつづけるということを達成することが障害者雇用の大きな目標でもあると思います。
一般雇用で採用されたとしても再発は絶対回避するようにご自身でコントロールするようにしてください。
障害者雇用でずっと働き続けなければならないのか
ずっと障害者雇用で働き続けなければならないわけではありません。
ある程度就労安定性の信用度が回復した二年程度が経過したら、正職員化や一般雇用への転職を考えて良いと僕は思います。
むしろ、ダラダラと現状維持を繰り返しているとモチベーションがどんどん低下していき、それもまた就労維持が困難になってくるからです。
求人によっては二年程度経過後に正社員登用制度があります。正社員を目指すことも良い手段だと思います。
障害者雇用の求人の見方についても下記記事でまとめていますのでご興味のある方はご一読いただけると幸いです。
僕の場合、正社員登用制度のない求人でしたが、会社の制度変更によって3年半かけて正職員になることができました。
制度がない状態から作られることもあるので、諦めずに人事や上司に相談することをお勧めします。
どうしても難しい場合は転職を視野に入れるのも良いと思います。
就労に対するモチベーションを低下させないためにもライフステージアップの準備に時間や労力を割くことをお勧めします。
これを意識することで今ある状態が如何にチャンスがあるかを実感するキッカケになります。
前述の通り、僕は結婚の準備に時間や労力を充てていました。
また、職場環境では人間関係を円滑になるように努力していました。
できる限り雑談をするように意識したりして、仕事中でも笑ったり楽しんだりできるように主体的に声をかけていきました。
仕事の時間が苦痛にならないために、苦手な声がけをするようにしていました。
合理的配慮をいただいていても楽しい環境にできるかどうか、自分自身の日々の行いの積み重ねです。
障害者雇用で切り出される仕事はあまり大きいなインパクトのある仕事ではありません。
概ね正職員の方の支援になるような立場の切り出しではないでしょうか。
仕事の成果でご自身の存在をアピールするというよりは、人格的な部分でアピールしていき安心してもらう必要があります。
なかなか人によって得手不得手があると思いますが、そういった試みにチャレンジしてみることもまた、一般雇用に転職や雇用転換になったとしても非常に有効ですのでしっかりと身に付けておくと良いです。
最後に
障害者雇用期間はとにかくストレス負荷や稼働率が限界を超えないように制度や他人を活用して避けるようにすることが大切です。
再発して離職しないように最善の努力は欠かせないです。
そこまでご自身が追い込まれないように周囲に力を借りましょう。
しかし、万が一再発して離職や休職をしても絶望しないでください。
すぐに回復できるように適切な療養と定着支援者と相談しましょう。
定着支援制度・・・自治体によって障害者雇用の際に外部の支援機関がつき相談に乗ってくれます。
うまく定着支援機関を利用することで会社の外部から会社に相談事を申し立てることができます。
うまく制度を理解して利用することでご自身の就労を安定させる助力を得ることができます。
障害者雇用は様々な人が関わります。
上司、同僚、場合によっては後輩。支援期間や人事の方など。
業務上と言えどもご自身を支援してくれる方々がいることを忘れないでください。
もっと言うと、あなたは一人ではないということを忘れないでください。
思い悩んでしまうと自分は孤独だと感じてしまうものです。
しかし、その殆どはご自身が勝手に蓋していることが多いです。
まずは相談してみることからやってみましょう。
現場の上司などに話しづらければ、人事や定着支援の方に相談してみてください。
それでも言いづらければ役所の保健師さんに相談してみることもできると思います。
利用できる制度はしっかり利用しつつ、ご自身が自立や成長できるように自己努力も怠らないようにしていくと周囲の方々は力になってくれると僕は思います。
この記事を読んでくださった方が迷うことなくご自身の道を歩進めることを切に願います。
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